展示
いきもののかたち-一橋徳川家資料のどうぶつたち-


会期|令和8年4月11日(土)~6月7日(日)
古くから、人々は身の回りで使う道具に様々な動物の意匠をほどこしてきました。そこにあらわされた動物たちは、延命息災や子孫繁栄などへの祈りが込められた吉祥的なもの、武士たちが好んだ勇猛なもの、自分たちが飼育していたものなど、その種類は多様にあります。また、同じ動物でも、道具の形や大きさ、作られた素材によって見せる表情は様々です。
こうした動物たちは、いかなる道具に、どのような動きを伴ってあらわされてきたのでしょうか。本展では、一橋徳川家に伝来した作品から、日本美術におけるいきもののかたちについて見ていきます。

総数およそ80点のうち、約3分の1が重要文化財

たぬき割
『狸図絵巻』にちなんで、たぬきに関するグッズをご持参の方は団体料金で入館いただけます。
※スマートフォン等の画像・動画、本物のたぬきは割引対象外です

企画展オリジナルステッカープレゼント
GW期間中(5/2~5/6)にご来館いただいた各日先着50名様にステッカーをプレゼント!
※種類はお選びいただけません

本展では写真撮影OK
※三脚・フラッシュは使用不可
出陳一覧
現在準備中です。4月上旬に公開いたします。
ギャラリートーク
開催日|4月19日(日)、5月2日(土)、5月17日(日)、6月6日(土)
時 間|各回14:00~15:00
担 当|蔀政人(当館学芸員)
会 場|1階展示室
申込不要・要入館券
主な出陳資料

蓑笠の下に茶色いぶち模様のある子犬が1匹。象牙には毛筋が1本1本丁寧に彫られています。誰かが笠を被せたのか、それともみずから中に潜り込んだのか、想像が膨らみます。

蓋の上に、鞠で遊ぶ獅子が一匹座っています。香炉として用いられており、どうやら口から香りを出していたようです。青磁特有の深い緑色が、視覚からも安らぎを与えてくれます。

芭蕉の葉の上に2匹の蛙が乗っています。おそらく親子の蛙と見え、上に乗る蛙は下の蛙に甘えてしがみつくようです。蛙の表面のざらざらした質感まで丁寧にあらわされています。

釜を頭にかぶった狸のお尻から勢いよく飛び出す屁は、狸を宙に浮かせるのみならず、人々を遠くに吹き飛ばす有様。スケッチ風の簡素なタッチが、話により面白味を誘います。