企画・特別展

出産と育児のあれこれ

> チラシPDFはこちら

 

会期令和7年10月4日(土)~11月24日(月・振)

子育て支援策、仕事と育児の両立、お産の場所選び、お祝い事に育児グッズ…。現代においても考えることがつきない、出産と育児のあれこれに人々はどう向き合ってきたのでしょうか。江戸時代から現代までの、出産と育児にまつわる社会と習俗の変化を、資料を通じてあれこれ探っていきます。

 

 展示構成 出陳資料紹介 関連イベント 開催概要 同時期開催

 

展示構成 


第1章 出産育児と社会

「民俗学の父・柳田國男に影響を与えた「間引き絵馬」。そして育児のすすめ。その意味するものは…」

今日、少子化が大きな課題となっているように、出産と育児は当事者だけでなく、社会にとっても大きな関心事です。国や地域が出産と育児にどう関わってきたのかを探ります。

 

 

第2章 出産育児の現場

「育児と仕事の両立の悩み、今だけの問題じゃない」

出産・育児の現場の様子は時代と共に大きく変化してきました。誰が、どのように、出産と育児を担い、そして支えたのか。茨城県内の助産、保育の歴史をひも解いていきます。

愛国婦人会茨城県支部新治郡中家村農村託児所絵はがき 昭和2年 当館

 

第3章 出産育児の習俗

「いくえにも重ねられた、安産の願い」

安産や成長を祈る風習や儀礼は、帯祝いやお宮参りのように、姿を変えながらも今日まで続いているものもあれば、時代と共に失われてしまったものもあります。出産・育児をめぐる習俗の意味と変化をたどります。

オカシマサマ 年代不明 子安神社(かすみがうら市)

 

出陳資料紹介


「妊娠から出産までの安産の心得」 『主婦之友』昭和7年2月号附録 (個人蔵)

 

関連イベント


日曜歴史館 「近世の育子策と間引き教諭」

日時|10月5日(日) 14:00~15:30
定員|先着150名[事前申込制]
対象|高校生以上
会場|当館講堂
担当|廣瀬昌子(当館首席研究員)

 

担当学芸員によるギャラリートーク

日時|10月18日(土) ①11:00~ ②14:00~
会場|第3展示室[申込不要・要入館券]

 

背守り刺繍ワークショップ

お子さんの成長をいのる背守り、チクチクぬってみませんか?

日時|10月26日(日) 13:30~15:30
会場|当館講堂
定員|先着20名[事前申込制・託児あり(無料)]
講師|茨城県立水戸第三高等学校家政科

講座 「出産と子育て-明治から昭和の茨城-」

日時|11月1日(土) 14:00~15:30
定員|先着150名[事前申込制]
会場|当館講堂
講師|額賀せつ子氏(元厚生労働省看護研修研究センター主教官)

 

ナイトタイムミュージアム🌙

日時|11月15日(土)、16日(日) 17:00~19:45(最終入館19:45)
入館無料

 

[事前申込制]関連イベントの申込について
申込期間|令和7年9月2日(火)9:30~定員に達し次第終了
申込方法|ホームページの申込フォームまたは往復ハガキ(イベント名・住所・氏名・電話番号記入)

※日曜歴史館は来館での申込も可能。

 

開催概要


企画展「出産と育児のあれこれ」

会期
2025年10月4日(土)~11月24日(月・振)

休館日
月曜日(祝日の場合はその翌日)

開館時間
午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)

入館料
一般390円(330円)/満70歳以上200円(170円) ※()内は20名以上の団体料金。

入館無料
高校生以下/身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、指定難病特定医療費受給者証をお持ちの方と付き添いの方1名
11月13日(木)茨城県民の日無料
10月23日(木)満70歳以上の方入館無料日
11月15日(土)・16日(日)17:00~19:45(最終入館19:15)ナイトタイムミュージアム入館無料

 

※上記の入館料で、開催中のすべての展示をご覧いただけます。

※会期中、予告なく変更する場合があります。

 

同時期開催