一橋徳川家記念室展示 姫君の装い
一橋徳川家は、9世当主である慶喜の代に幕末の動乱期を迎えました。そして、慶喜の15代将軍就任に伴い、同家には御三家の尾張徳川家(名古屋)から茂栄[もちはる]が10世当主として入ることになります。
本展では、開国から倒幕へと向かう激動の時代を一橋徳川家がいかに乗り越えたのか、二人の当主に関わる歴史資料を紹介するとともに、この時期を彩る名品の数々を展観します。
会期:令和5年2月11日(土・祝)~4月2日(日)
国重文 大政奉還上意書(部分、当館蔵〈一橋徳川家記念室〉)
国重文 紫白緞威胴丸具足 徳川茂栄所用(当館蔵〈一橋徳川家記念室〉)
国重文 黒塗竹唐草菊葵紋散香盆・沈箱・冠棚 徳信院所用(当館蔵〈一橋徳川家記念室〉)