イベント・講座
日曜歴史館(特別展関連)「雪村周継の画業と名品の魅力」
室町時代の水墨画家と言えば、歴史の教科書に登場する雪舟を思い浮かべる人も多いでしょう。15世紀に西日本を中心に活動した雪舟に対し、今回の主役となる雪村周継は、その約1世紀後に関東周辺で活躍しました。
雪村は、常陸国(現茨城県の一部)に、戦国武将佐竹氏の一族として生まれたと伝わります。80歳代半ばまで生きた雪村は、その前半生を常陸で過ごします。やがて小田原や鎌倉、会津、三春といった関東周辺を遊歴しつつ、画才を磨き、数多くの傑作を生み出しました。
本講座では、当館特別展「雪村―常陸に生まれし遊歴の画僧―」に出陳される作品を中心に、①佐竹氏を出自とする点、②禅僧であった点という2つのポイントから、雪村がどのようにして傑作を生み出していったのかという点について見ていきます。
欠伸布袋・紅白梅図(うち欠伸布袋図) 雪村周継筆 茨城県立歴史館
日時/令和7年3月2日(日) 14:00~15:30
担当/当館 蔀 政人
場所/当館講堂
定員/150名(事前申込制・先着順)
対象/高校生以上
応募方法/以下の方法でお申し込みください。 ※9月1日(日)より申込受付開始
・ホームページの申込フォーム
・往復ハガキ
・来館
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