イベント・講座
〈企画展(アーカイブズ展)関連〉連続講演「史料を集めてつなげる-実隆公記・言継卿記を手がかりに-」
東京大学史料編纂所は、古代から明治維新期にわたる前近代日本史に関する史料を対象とする研究所です。国内外に残る各種の史料を収集・蓄積して分析を加え、日本史の基幹史料集として編纂・刊行するとともに、データベースとしても学界および社会にひろく公開しています。2025年度からは「史料学協創センター」を設置し、150年におよぶ本所の多様な経験知を可視化・共有化し、情報学や文化財学との融合、他機関との連携をすすめ、新たな史料学の確立をめざしています。
今回は、本所がこれまで収集・蓄積してきた多数の史料の原本・複製を見直すことで、史料の収集・蓄積という営みをあらためて考えてみたいと思います。具体的には、実隆公記および言継卿記という戦国時代の京都で暮らす貴族の日記のなかにあらわれる常陸の人びととのつながりを取り上げます。
日時|令和8年2月11日(水・祝) 14:00~15:30
講師|末柄 豊 氏(東京大学史料編纂所・史料学協創センター長・教授)
定員|先着150名[事前申込制、要入館券]
会場|当館講堂
申込期間|令和7年10月28日(火)9:30~定員に達し次第終了
申込方法|申込フォーム・来館・往復ハガキ(講座名・住所・氏名・電話番号記入)