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〈アーカイブズ展関連〉ワークショップ ②影写・模写の技術を体験するワークショップ

 史料編纂所では、史料集編纂の素材として、明治時代から史料の複製を多数作成してきました。こうした複製は、写真撮影がとても高価であった戦前期、原則として人の手によって形づくられたものでした。そこでは影写や模写といった技法を身につけた技術者が多数活躍していたのです。

 影写とは文字を写す技法ですが、単なる転写でなく、字形・筆勢・墨継ぎ・行替りほか、料紙の破損状況までも克明に復元するものになります。他方、模写は肖像画や絵図など絵画史料を対象とする技法で、日本画の様々な伝統を踏まえながら、その筆法や色彩を精緻に復元してゆくものです。

 こうした影写・模写の技法について認識を深めていただくとともに、サンプルなどを用いることで、実際に複製作成を体験していただきたいと思います。

日時|2026年3月14日(土) 13:30~15:00
講師|宮﨑 肇氏(東京大学史料編纂所・特任研究員)
   村岡 ゆかり氏(東京大学史料編纂所・技術専門員)
定員|中高生20名(事前申込制、保護者の参加可)
   ※先着順になります
会場|当館講堂

事前申込方法

申込期間|2026年1月14日(水)9:30~定員に達し次第終了
申込方法|申込フォーム または 往復ハガキ(イベント名・住所・氏名・電話番号記入)

※現在、申込受付を開始していません。

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