
一橋徳川家記念室
過去の一橋徳川家記念室展示(令和6年度)
一橋徳川家に伝来した、漆や木竹工の繊細な技法で加飾された工芸品の数々を紹介します。特に、日本の美術工芸の特質の一つである「飾り」の美意識に着目して、その文様や意匠の表現に光をあてます。近世後期の婚礼調度(雛道具を含む)や暮らしの中でそっと傍らに忍ばせたい逸品まで「うるわし(美しい)、おもしろし(おもむきのある)」ワールドへあなたを誘います。
令6年8月2日(金)~9月29日(日)
叢梨子地竹唐草葵裏菊紋散蒔絵鼻紙台 国重文(当館蔵)
叢梨子地竹唐草葵裏菊紋散蒔絵櫛台 国重文(当館蔵)
金地切形内花鳥図鎮扇 国重文(当館蔵)
金地彩絵飛龍図中啓 国重文(当館蔵)
金地御簾葵図鎮扇 国重文(当館蔵)
御三卿の特徴のひとつとして、領知が各地に分散している点が挙げられます。一橋徳川家は延享3年(1746)和泉国・播磨国・甲斐国・下総国・武蔵国・下野国に10万石の領知を与えられました。その後も時代によって領知は変わっていきます。本展示では、一橋徳川家の領知の変遷や管理方法などについて、古文書を読み解いて紹介します。
令和6年11月26日(火)~令和7年1月19日(日)
宇津権右衛門屋敷前之図 一橋徳川家文書H2-19
下野国郡村仮名附帳 享和3年(1803)6月 一橋徳川家文書E1-6
下野国郡村仮名附帳 享和3年(1804)6月 一橋徳川家文書E1-6