特別展
SPECIAL
名品ゾクゾク ―歴史館の半世紀―
国宝1件、国重文32件、総数99件が集結。

展示のみどころ
令和6年、茨城県⽴歴史館は開館50年という節目を迎えます。そこで本展では、歴史館が所蔵する国指定重要⽂化財「⼀橋徳川家関係資料」や「⾏⽅市三昧塚古墳出⼟資料」をはじめとするコレクションから、特筆すべき品々を厳選して公開します。
また、当館のコレクションだけでなく、過去の展覧会で特に好評を博し、再展示の要望が強い史資料を再度借⽤し出陳します。歴史館の半世紀を彩った名品の数々が、⼀堂に会するこの機会をどうぞお⾒逃しなく。

古墳時代、当館蔵
上部の⾺形と中央にあるリボン状の飾りが特徴的な冠です。薄い銅板に⾦メッキを施したもので、製作当初は⾦⾊に輝いていました。⾺形の飾りのある冠は全国でも唯⼀のものです。


附⿊漆塗菊桐紋散⾦蒔絵糸巻太刀拵 鎌倉時代(中期)、⽔⼾東照宮蔵(当館寄託)
則包は鎌倉時代中期に活躍した福岡⼀⽂字派の⼑工。この⼑は、⽔⼾藩初代頼房が⽗家康から拝領し、のち⽔⼾東照宮に奉納されたものです。

展示期間
11月12⽇(⽕)〜11月17⽇(⽇)

展示期間
10月29⽇(⽕)〜11月4⽇(月)

展示期間
10月22⽇(⽕)〜10月27⽇(⽇)徳川慶喜は⽇本の歴史上、写真が残されたただ⼀人の将軍です。⽇本にカメラが入って間もない頃、多くの姿が撮影されました。その姿や構図は、従来の将軍の図像の枠にとらわれない斬新なものでした。
⼀⽅で、写真は慶喜の好奇⼼を刺激し、将軍引退後は⾃ら撮影するようになります。

縄⽂時代(晩期)、⾠⾺考古資料館蔵
<写真:⾠⾺考古資料館>
ひょうたんのような形をした注ぎ⼝のある⼟器で、上に人の顔を作り出しています。人⾯付⼟器の出⼟例は非常に珍しく、その中でも全体の形が分かる貴重なものです。

⼟浦市佐野子の満蔵寺に保管されてきた、河童の⼿と伝えられるものです。
河童の⼿を持ち出すと大雨と洪⽔をもたらすと伝えられてきたので、秘蔵されてきました。現在は年に⼀度河童祭りが開かれ、公開と供養が⾏われています。
出陳リスト
関連イベント
※いずれも要入館券
図録
「名品、ゾクゾク」図録(1,300円)は、当館1階〈ミュージアムショップ&カフェヒストリア〉にて販売します。

開催概要
会期 | 2024年10月5日(土)~11月24日(日)※展示替あり |
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会場 | 茨城県立歴史館 〒310-0034 茨城県水戸市緑町2-1-15 |
開館時間 | 9時30分~17時00分(入館は16時30分まで) |
休館日 | 月曜日(祝日の場合はその翌日) |
入館料 | 一般690円(550円) 満70歳以上350円(280円) ※()内は20 名以上の団体料⾦ |
入館無料 | ⾼校⽣以下無料 ⾝体障害者⼿帳、療育⼿帳、精神障害者保健福祉⼿帳、指定難病特定医療費受給者証をお持ちの⽅と付き添いの⽅1名無料 茨城県⺠の⽇11月13⽇(⽔)は入館無料 |
主催 | 茨城県立歴史館 |
協賛 | ![]() ![]() ![]() ![]() |
後援 | NHK⽔⼾放送局、(株)LuckyFM茨城放送、(株)茨城新聞社、読売新聞⽔⼾⽀局、朝⽇新聞⽔⼾総局、毎⽇新聞⽔⼾⽀局、産経新聞社⽔⼾⽀局、東京新聞⽔⼾⽀局、⽔⼾市教育委員会、(⼀社)茨城県観光物産協会、(⼀社)⽔⼾観光コンベンション協会 |
助成 | ![]() |
交通のご案内
◎茨城交通バス(⽔⼾駅北⼝4番のりば)「桜川⻄団地」⾏きなど、偕楽園⽅⾯⾏き乗⾞約10分、「歴史館偕楽園入⼝」下⾞、徒歩2分
◎常磐⾃動⾞道⽔⼾インターから約7km
、⾞で15分
同時期開催イベント
【日曜歴史館】
「岩上⼆郎と史料保存」
日時:10月13日(日)14:00~15:30
講師:冨⽥ 任
※終了しました。
【日曜歴史館】
「徳川光圀・⻫昭と蝦夷地」
日時:11月3日(日)14:00~15:30
講師:由波 俊幸
※終了しました。
古文書相談会
日時:11月10日(日)13:00~15:00(一組30分程度)
申込⽅法︓電話・歴史館代表メール
●TEL︓029-225-4425
●メール︓daihyou@rekishikan.museum.ibk.ed.jp