本日5/15(木)は、満70歳以上の方入館無料日です。
開催中の展示
延暦13年(794)に平安京を開いた桓武天皇には多くの皇子がいました。次の天皇になれるのはそのうち一系統のみ。他の系統は皇族から離れて平氏を名乗り地方に活路を見出しました。
桓武平氏のうち、常陸に拠点を置いたのが常陸平氏です。本企画展では、佐竹氏・小田氏よりも早く、広く常陸を治めた常陸平氏の歴史を通観します。
そして、常陸国内各地に分立するなかで、それぞれの地域をつくっていった過程をみながら、彼らを通して常陸の中世を捉えていきます。
太平洋戦争終結から80年目となる2025年。本展では戦時中のくらしの道具や写真を、当時子どもだった方々の思い出と共に紹介し、「戦争とともにあった日常」とそれがもたらしたものについて探っていきます。多くの子どもたちにとって戦争は三世代以上前の遠い昔のことになり、戦争体験を直接聴く機会は少なくなりました。「戦争」について学ぶ入口として、そしてこれからの「平和」について考えるきっかけとして、ぜひご来館ください。
治済は8代将軍吉宗の孫であり、11代将軍家斉の実父です。治済が生きた時代は田沼意次が幕政を指揮し、松平定信が寛政の改革を行い、江戸時代後期の文化が花開いた時でした。治済の誕生の記録から、霊廟の扁額まで、一橋徳川家に伝来した貴重な資料を展示します。